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天草 その1    2016年5月25日分

 関東から見ると、というよりは東北で生まれ東京で仕事をしてきた私にとっては、九州の島(五島・島原・天草など)は、どこにあるのか、何県なのか、どことつながっているのかなど、申し訳ないけれどほとんど詳しくわからない。
 今回、縁あって天草と島原に行く機会に恵まれた。何回かに分けて報告させていただく。

60歳で、Uターンした友人
 そんなに古い付き合いではないけれど、何だか昔からの付き合いのように思える「桂木誠志氏」。正確には、『ガルーダ・サポーターズ』(EPAでインドネシアからの看護師候補者・介護福祉士候補者のサポート市民団体)で2007年にからさまざまにご支援・共に活動してきた仲間である。
 私が驚いたのは、桂木氏が定年と同時にきっぱりと東京での仕事・生活に別れを告げて、生まれ故郷である天草に帰ったことである。「定年になったら田舎に帰る」などという話はよく聞く話だが、本当に実行に移す人はそう多くない。「頼まれたのでもう一年、非常勤で・・・」などいう人は多い。桂木氏は、それを見事実行し、家も全部引き払って天草に移住・帰郷・定住・活動開始した。

Uターン後、多様な活動
 お母さまが1人暮らしをなさっていた家と同敷地の小屋を完璧に改築した『呼群堂(こむらどう)』を拠点に実に多様な活動を実施している。桂木氏の現在の肩書や活動範囲は以下のとおりである。
・趣味・秘湯・古湯めぐり
・天草文化協会
・NPO法人グリーンライフ天草
・天草市国際交流市民ボランテイア
・あまくさ九条の会
・和白干潟を守る会
・一般社団法人市民活動サポートあまみん
・天草市ヘルスツーリズム推進連絡協議会
・天草自然公園ボランテイア協会
・天草長寿草研究会
・新和町づくり協議会(農家民泊・はまぼう祭り)
・新和夕やけ市運営管理協議会

地域の人たちといきいきとしたつながり
 久々にお会いした桂木氏。とにかくアクテイブな人だとは思っていたけれど、“60歳からの人生をこんなふうに生きているよ”という一つの典型だと思う生き方をしていると思った。余生・余暇などということとは程遠く、まだまだバリバリの力を地方・人口の多くない地域で思う存分に培ってきた力を発揮する機会とばかりに活躍しているように見えた。
 一日中、天草中のおもしろい方々に合わせて頂いた。自分なりの生き方を大事にしながら生きている方々、天草にたどり着いてのびのびと動いている人たち、“つながり”をキーワードとするように毎日集まってはおしゃべりする場を大事にしている方々・・・。その方々と桂木氏がつながっている。というのか「つながらせていただいている」「つながる接着剤になっている」

90歳まで生きる人生をどう生きるか
 自分の意志とは関係なく、平均寿命は80代後半。つまり、60歳から約30年間生きることになるのだから、ただぼうーと生きるのではなく、また余生でい来るのではなく、ある意味『現役』で地域とかかわらせていただく時代なのだろうと思う。私自身のこと、またこれを読んでくださっている皆さんの人生設計として、いろいろ考えましょうよ。桂木氏の生き方はとても示唆に富んでいると思う。

60歳からおもしろく、役立つ生き方をしよう!

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2016.05.31 Tue l 日々の出来事 l top ▲
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